【2021:年頭に寄せて】タカムコラム2021-01

 2020年は兎にも角にも新型コロナウィルスに翻弄された1年でした。未曾有の事態に不安を抱え、混乱しながらも、みなさんが支えてくれたおかげで会社は何とか持ちこたえています。昨年の年頭所感には「今年は変化することを志向する年です。変化=成長と捉え、大きく成長しましょう」と書いていました。コロナにより期せずして大きな変化を余儀なくされましたが、その変化は機に乗じて自ら志向するようなものでは無かったと思います。38期決算の数字が、それを如実に表しており、残念ながら、本質的な部分においては何ら変えることができなかったと言えます。
  世の中の大半の事業者が、我々と同様であったのかも知れませんが、“その他大勢”の中に留まるつもりは毛頭ありません。
 今年、マツモト印刷は40期、設立40周年を迎えます。私が代表を務めて以来、振り返ればいろいろなことがありました。その都度、助けられ支えられて乗り越えることができましたが、このコロナ禍を思えばこれまでの10年は順風満帆であったとさえ感じます。
 新しい年が始まったからといって、環境が一変したわけではなく、むしろ、自分で変えない限り変わることはないと考えねばなりません。ここが非常に重要で、「変化」を“変える”ことと対象を自分以外に向けるのでは無く“変わる”ことと自らに向けて捉える必要があるのです。つまり、志向すべき「変化」とは自分が「変わる」こと、自分で自分を変えることなのです。ですから、目新しさを求めたり知識などの準備に時間を割く必要はありません。まずは、今までやっていなかったことをするだけで、すぐに「変わる」ことはできます。苦手の克服はその第1歩になるはずです。1歩を踏み出すには勇気が必要でしょうが、今年は是非チャレンジしてください。
 これまでの10年は基礎固め、土台作りでした。この先の10年は成長・発展と次世代に繋ぐための10年になります。ただし、10年後、今まで通りの印刷ビジネスが続いているとは思いません。次世代に繋ぐのはスキルやノウハウでなく、マツモト印刷のDNAとも呼ぶべきものになります。
 コロナを機に明らかに潮目は変わりました。今年は、自分のあり方も含め過去と決別し、次の10年に向けての再スタートの年と位置づけ、真の変化を遂げましょう。先の結果は現在の行動に起因します。ともに未来を輝くものにしていきましょう。