【栄冠は君に輝く】タカムコラム2021-02

「野球は2アウトから」とよく言われます。いきなりですが、まずはこちらの動画をご覧下さい。


甲子園ベストゲームランキングの2位にもなった2009年開催、「第91回全国高校野球選手権大会」決勝の様子です。10対4、中京の圧倒的リードで迎えた9回表、2アウトまで追い込まれたところから日本文理が1点差まで詰め寄ります。

追い上げ時の勢い、まるで甲子園全体が日本文理を応援しているようなムードになっている様子が動画でもうかがえます。“この勢いなら逆転する”と誰もがそう感じたのではないかと思いますが、日本文理は敗れ、中京が優勝を遂げます。

ここで質問ですが、なぜ日本文理は負けたのでしょう? それぞれ考察されたと思いますが、ここでの答えは「試合終了だったから」です。勢いは完全に日本文理です。このまま試合が続けられたら、間違いなく逆転していたでしょう。しかし、同点延長でない限り、試合は9回で終わります。1イニング毎、取ったり取られたりしながらも、最終回により高い得点を挙げていなければ敗退です。これを会社の目標達成と重ねて考えてみると、仕事への取り組み方が変わるかも知れませんね。

しかし、この試合から我々が学ぶべきもっと大切なことは、「絶対に諦めないという“姿勢”と「次に繋ぐ」という“仲間への信頼”にあります。ここから生まれるチームワークなくして、あの奇跡の猛追は起きえなかったでしょう。また、その一体感があったからこそ、試合終了後に負けたはずの日本文理のナインが、あたかも優勝したかのような爽やかな喜びの表情を浮かべることが出来たのだと思います。 コロナ禍、危機的状況の今、我々は絶対に負けられない戦いの真っ最中です。必勝の覚悟で臨むことは当然ですが、お互いがお互いを讃え合い、抱き合って喜べる戦いぶりで勝利を掴み取りましょう。